2010年 西岡義弘 陶展のご案内

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2010年2月18日木曜日

バンクーバー五輪(2)

フィギュアスケート男子シングルが始まりました。
きょうはショートプログラム。
高橋大輔さんの今シーズンのショートプログラムは
音楽・振付・衣装どれも高橋さんによくフィットして
とても見応えのある作品。大好きです。


振付の密度が濃いので、曲と動きがぴったり合うと
素晴らしい効果があります。
しかし、日本の男子(男児?)に、こんなに踊れる
スケーターが出てくるとは。
振付の意図をよく理解して、とても魅力的に
表現してくれる高橋さん。
きょうの本番は、「パーフェクトではなかった」と
本人も言っておられたように、多分もっと決めたかったのに
流れてしまったところがあったように思えましたが
それでも目に見えるミスもなく、高いレベルでまとめてきました。
結果は、獲得ポイント自己ベスト更新で3位発進。

織田信成さんは、そのすぐ後ろの4位。
彼は次のフリーのプログラム、チャップリンが
これまた感動的にフィットしているので楽しみです。
見ていて切なくなるような、素敵なプログラム。

小塚崇彦さんは、8位につけました。
ニュースで部分的に見た時は、トリプルアクセルで着地に
ミスがあったシーンだけ映ったので、硬くなっていたのかなと
思いましたが、後で全部通して見たらそんなこともなく
のびのび、勢いのある彼らしいスケーティング。
さわやかな風が駆け抜けたようなショートプログラムでした。

それにしても男子シングルは大混戦。
織田さんがいるから言うのではありませんが、まさに戦国時代。
誰がメダルをとっても不思議ではない状況です。

復帰組1位発進のプルシェンコさん、5位のランビエールさんを始めとして
キャラクターのはっきりしている選手が多く、面白いです。
ランビエールさんは久しぶりに見ましたが、さすがスイスというか
スピンの見事さは他の追随を許しませんね。
加えて演技力。以前見た時よりも深み・厚みが出たように思われました。

アメリカ勢も多士済々。
2位のライサチェクさんはまるで辻村ジュサブローの
人形みたいなプロポーション。長い手足を使ってダイナミックな演技。
この方、何年か前に見た時は身体の大きさにかえって劣等感を持って
おられるかのように自信がなさそうだったのですが
実績を積むと共に演技も堂々として、心に響くようになってきました。

それからウィアーさん。こちらは宝塚の小公子のような愛らしい
男の子だったのが成長して、男っぽくなるかと思えば
なんと今も奇跡のように中性的なまま。
投げキッスが何度も入る、彼にしかできないプログラムを
ほぼ完璧に演じ、6位に入ってきました。

地元・カナダチャンピオンのチャンさんも、出遅れたとはいうものの
7位につけ、観客の応援を追い風に巻き返しを図ります。
この方はスケーティング技術では世界一と目されているそうで
確かにのびのある滑りを見せてくれましたが、振付と衣装が
今いちフィットしていなかったような気がします。
それとも、プレッシャーで身体が硬かったのかも・・・。
開き直って力を出してくると、怖い存在です。

日本の3選手、フリーではいろいろな雑念を振り払って
演技に没頭して欲しいです。
果たして銀盤の女神は誰に微笑むのでしょうか。

ところで、昨日スノーボードクロスは怪我が心配と書いたのですが
きょうになって、日本の藤森選手が練習中の事故で棄権をされたことを
知りました。転倒で頭を打った後めまいが止まらないとのこと。
冬の競技は本当に危険と隣り合わせです。
事故の際の判断ミスが、とりかえしのつかないことになっては大変。
どうか軽く考えることなくすぐに検査・治療を受けてくださいますように。

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