2010年 西岡義弘 陶展のご案内

陶展の年間予定はこちらをご覧ください
※10月六々堂陶展日程変更になりました(3/5)

★新着★ 2月10日(水)~15日(月)陶展 大津西武のお知らせはこちらをご覧ください

★新着★ 大津西武陶展搬入の様子はこちらをご覧ください

★お礼★ お蔭さまで大津西武陶展、無事に終了いたしました。お越しくださった皆様、お気遣いくださった皆様、本当にありがとうございました(2/15)
      

2010年2月17日水曜日

バンクーバー五輪(1)

フィギュアスケート・ペアの競技が終わりました。

川口・スミルノフ組は、メダルに手が届かず4位入賞。
金は難しくても、ノーミスで行っていればあるいは表彰台に
上がれたかもという感じでしたが、川口さんの集中力が
足りないままの演技では、致し方ありません。


今回の一連の報道で初めて知ったのですが
彼女は「4回転ジャンプ」に夢があったのですね。
もともとシングルの選手だった彼女がペアに転向したきっかけの1つに
「1人では飛べないけど、ペアならスロージャンプで4回転が飛べる」
ということがあったのだそうです。

川口さんは、他の多くのフィギュアスケーターと同じく愛知県出身。
伊藤みどりさん・恩田美栄さんといった、ジャンプに夢を懸けた先輩が
おられます。川口さんもその直系の子孫、ジャンパーだったのか・・・と
演技内容にもなんとなく得心が行きました。
今回は残念だったけれど、もう一度夢を追って
次こそ実現させて欲しいと願わずにはいられません。

それにしても、伊藤みどりさんという不世出のジャンパーがいたからこそ
今のフィギュア女子シングルのレベルがあることは間違いないでしょう。
伊藤さんがトリプルアクセルを飛んで見せてくれてなかったら
日本人で挑戦する人は今もいなかったかも知れないのです。
浅田真央さんの洗練されたトリプルアクセルも生まれていなかったかも。
伊藤さんのあの踏み切りから着氷まで独特の躍動感溢れるジャンプは
鳥肌ものでした。今思い出しても興奮してしまうくらい。
スピンも、軸がぶれず回転の速い素晴らしいものでした。
凄い運動能力の選手だったなあ。

今回のペアの中では、銅メダルを取ったドイツのサブチェンコ・ゾルコビー組が
一番好みです。
女性のサブチェンコさんは、ウクライナの方なのだそうですが
とても上品で優美な雰囲気と、美しいラインを持った選手です。
難しい姿勢のリフトを決めるボディのテンションがあるからこそなのでしょうが
エロスライン風に足を上げたスピンとか、ちょっとしたポーズも凄く綺麗でした。
男性のゾルコビーさんも、身体の動きに表現力があって
とてもよいペアだと思いました。

ところでジャンプといえば、スキーのジャンプ競技も久しぶりに見て
昔と空中の姿勢が微妙に違うような気がしました。
いろいろと研究が進んでいるのでしょうね。
空気を捕らえた選手の姿勢は、まるで無重力空間をノーマルスーツで飛ぶ
戦士のように気迫が前へ向かっていて、一種獰猛な魅力がありました。
昔はもう少し、風を「受ける」という受動性が勝っていた気がするのですが。

もうひとつ、トリノオリンピックから競技種目に採用されている
「スノーボードクロス」が見ていて面白いです。
(間違って「スキークロス」と書いていましたが訂正しました)
スタートの瞬間、わらわらと選手が飛び出してくるところは
思わず「今週のビックリドッキリメカ、発進~~!」と叫びそうになります。
その後はチキチキマシン猛レースかルパン三世かというようなデッドヒート。
選手達の身体の動きも、レースの駆け引きの面白さも両方味わえて
初めて見る者でも楽しめる競技です。
ただ、接触が多い分怪我が怖いので、どうか大事故だけは起こりませんように。

0 件のコメント:

コメントを投稿

フォロワー